自分の判断が現場に直接反映される
建設部 技術職2006年度 新卒入社
亀村 潤
大学を卒業後、新潟にUターン就職
私は子供のころから道路や橋などの構造物に興味があり、高校を卒業後は、県外の大学の海洋土木工学部に進学しました。
その後、地元の社会インフラを支える仕事に携わりたいという思いから、新潟県内で就職活動を開始。ハローワークの求人情報を収集する中で帆苅組が目にとまり、興味を持ちました。
企業研究を通して帆苅組の豊富な実績や技術力の高さを知った私は、やがて、「帆苅組なら地元のインフラに貢献することができる」と考えるようになり、帆苅組への入社を決めました。
安全かつ効率的な施工を実現する
当社は現在、村上市の災害復旧の現場の一次下請を担っており、私はそこで作業主任者として施工管理を行っています。
現場では、作業手順書を作成し、作業員に指示を出すことで、施工が安全かつ効率的に行われるよう工事を指揮します。また、工程表の作成と管理による工程管理を行い、工期内の工事完了を目指します。
さらには、作業員の安全意識の向上と事故や災害の防止を目的に安全パトロールを積極的に実施したり、施工状況の記録と施工後の検証のために施工写真撮影・管理を行ったりと、常に高品質な施工を追求しています。
施工管理の仕事は、自分の判断が現場に直接反映されるため、責任感と同時に大きな達成感を味わえるところが魅力です。
自然災害復旧に携わる重要な仕事
帆苅組では、災害復旧工事に携わる機会が多くあります。私自身、現在担当している工事を含め、これまで多くの災害復旧に携わってきました。記録的な集中豪雨や地震など、様々な災害の被災地で復旧活動を経験し、建設業という仕事の重要性を肌で感じました。
災害復旧工事は、被災者の方々の生活再建や社会経済活動の復旧を早急に進めるために、時間との戦いとなるため、難解な工事も数多くありました。しかし、苦労を乗り越えて工事が無事に完了したときは、大きな喜びと達成感がありました。
建設業の奥深さを日々実感
現在では入社から20年弱が経ちましたが、そんな今でも、経験したことのない工事や工種がまだまだあり、建設業界の奥深さを日々実感しています。
現在の目標は、担当する工事を事故や遅延なく円滑に進めることです。また、その中で出会う新たな技術や工法への挑戦は、仕事のやりがいにつながっています。
また、近年はICTの活用やデジタル化が急速に進んでいるので、今後は、これらの知識や経験を積み、今以上に活躍していきたいと考えています。